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◆2007年6月◆ 14日(木) 天候:曇り 温度:25℃ 湿度:75% |
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開花期間中の天候不順(日光不足、降水量が多い、強風)
によりカラマツが多く見受けられました。カラマツとは開花中
に上手く受精できずに実を結ばない状態を言います。
風などでめしべの乾燥により発生するケースがあります。
特に”ふじ”が影響を受けました。極端に果実が少ない場合
は側果を残すなどして収穫量確保・樹勢維持をする必要が
あります。”つがる”、”ジョナゴールド”、”王林”は肥大、実
どまり、品質は良好です。”ふじ”は肥大格差が大きいで
す。天候不順ではマメコバチの活動が鈍る為、あまり期待
できません。確実な結実確保のため受粉機でも行いまし
たが、強風や長雨で効果的に出来ませんでした。
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実すぐり作業は終了しました。毎年早い時期から雇い人
を頼んで花すぐりを実施しますので6/10前後に終わりま
す。樹に負担が少なく大玉生産が可能なので早く・強い
摘果(花)作業に心掛けています。今年はカラマツの影響で
実になる時期にバラツキがあったため、見落としや新梢に
残っている樹が多々あります。今月中を目標に仕上げ摘果 で不要な実を落とします。
早い摘花はりんごにとっては良いのですが、マメコバチは
悲しんでいるようです。活動期間中に花を摘んでしまうので
マメコバチの密度自体も年々減少しています。このままで
すとマメコバチの活用が危ぶまれます。対策として満開まで
摘花しない園地を用意する。ここでマメコを増やして他の
園地に移動する必要があるかも??? |
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中央の写真は根株の周りの雑草を刈払い樹で刈っていま
す。草刈機で残ってしまう所です。以前はマノを使って手
作業でやっていましたが、腰に負担がかかる重労働でし
た。暑い時期はエンジンの熱さも重なって汗だくですが、
朝晩の涼しい時で対応します。今回は試験的にやってみ
ました。
下の写真はりんご園の片隅にあるフキ畑です。撮影の
タイミングが悪く収穫後の風景です。秋田フキで幹の太さ
が5cmで背丈が2m以上になります。年々株が増えて
いつのまにか親戚や友人が集まり収穫祭を行うまでの
大大大イベントとなりました。 |
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