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◆2005年6月◆ 15日(水) 天候:曇り時々晴れ 温度:24℃ 湿度:65% |
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今年は凍霜害がなく比較的順調に生育しています。樹や
園地によっては着果量にバラツキが多く、同じ樹でも長
い間、雪に埋もれていた下枝と上枝ではだいぶ生育に差
が出ています。果実肥大は平年より5日程度遅れてい
ます。今後の早い実すぐりや良天候の回復で追い着くと
思われます。
写真は王林です。今の時期は少々赤茶色をしているの
が特徴です。昨年は凍霜害で変形、つるサビが多く、台
風による落下被害でホシが多発し良品が非常に少なかっ
たです。
6/7に一つ成りの摘果作業は終了しました。手伝人のお
陰もあり昨年より4日早く終わりました。昨年は凍霜害の
影響で摘果判断に苦労しました。大玉良品生産や来年
の花芽分化には摘果を強く早くを心掛けています。
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実すぐりを最優先に作業を進めていましたので、雑草が
伸び放題でした。移動中、足に草が絡み転びそうになった
り、梯子が引っ掛かったりと苦労が多々ありました。
摘果作業が終わったので、一回目の草刈をしました。
親父と二人で乗用草刈機、歩行草刈機、刈払い機の3台
を使い分け3日掛かりました。他の園地では2回目の草刈
がちらほら見受けられます。
今後の農作業は仕上げ摘果を主に行います。同時に不
要な枝に鋏を入れます。また、徒長枝の剪去も行います。
写真中央のようにマノで根株をはたけて綺麗にします。
これは野ネズミ食害防止や虫(主にダニ)が樹に上らない
ようにするため、毎年必ず実施しています。
摘果りんごや枝が落ちているのが分かりますか??? |
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写真は一年生の苗木です。今年はふじ20本・つがる11本
弘前ふじ、ニュージョナゴールド、シナノスイート各5本植
えました。毎年、病気・食害・雪害・老朽化等で樹が少なく
なりますので補充しなくてはなりません。
近年、腐乱病が増えてきました。知人からトップジンM
ペーストを紹介して頂きました。少し値段が高いですが、
病気が半減しました。有難うございました。
摘果作業が最盛期です。6月中には終えるよう指導が
あります。間に合わない園地では薬剤摘果(ミクロデナ
ポン)を使用しています。当園では減農薬を掲げています
ので摘果剤は使用しません。 |
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