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◆2004年5月◆ 18日(火) 天候:曇り時々雨 温度:22℃ 湿度:45% |
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りんごの開花日は4月下旬から5月上旬にかけて寒さが続
いたため、予想より遅かったです。それでも昨年と同じで
平年より5日早かったです。写真はジョナゴールドですが
葉が数枚大きく開き、落花した後、果になり始めています
生育状態は凍霜害で芳しくありません。暖冬で春が早か
ったので遅霜の心配をしていましたが、やはり来ました。
当園地で4/18に−5.5℃、4/25に−3℃まで下がりました。
4/18は霜が強く降りて一面真っ白でした。斜面の下側は
住宅が近くにあることから冷気が溜まるようで被害が多か
ったです。中心花の無い株が多いので変形果・サビが心配
されます。また、16年産は小玉傾向が予想されます。
凍霜害は県内外でも報告されています。
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今月の農作業は新梢採り(摘花)、摘果、人工授粉など
です。摘花は雇人を5人頼み計8人で一週間ほどで終了
しました。
摘果作業は凍霜害で中心花が無いものが多いため、側果
と比べ総合判断しながら良品果を残しているので、中々
捗りません。人工授粉はマメコバチもやっていますが、
確実な結実確保のため数年前から実施しています。
当園は省力化により果樹受粉機で花粉(品種は祝)と
石松子を混ぜて交配しています。祝の花粉はつがる、
ジョナゴールド、ふじとの結実率が良く、76%以上です。
王林でも51%〜75%です。ので、祝は欠かせません。
同じ品種の交配は結実率が悪く、25%以下になります。
引き続き摘果作業を行います。 |
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安全・安心・美味しいりんご作りの向上を図るため、今年か
らEMの勉強や情報交換の目的でEM総合ネットワーク
弘前研究会に入会しました。この研究会は3年前に8人で
立ち上げ、今では50人の会員に達しています。
今年から初めて実施しますSSでのEM活性液土壌散布
の様子です。満遍なく散布するようにノズルを改良しま
した。百倍利器-2の装置化によりEM−1(EM原液)2L
と糖蜜4LでEM活性液200Lの1次培養を行います。
更に1トンタンク(エコバルク)で2次培養を行います。
土壌散布の際はEM活性液(2次培養)の希釈液にEM
スーパーセラと天日塩を混入して実施。
土壌が活性化され樹が丈夫になり病気に強くなります。
また、無化学肥料栽培による安全で美味しいりんご生産
がより一層可能になります。PS.農作業中に鹿が猪を追
い駆けていたのを目撃。
目の前を横切ったので恐怖でした・・・娘はニコニコ(笑顔)
貴重な体験をしたのでは。 |
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